2017年4月26日水曜日

不思議の国の白雪姫

ルーヴル美術館にて "不思議の国の白雪姫"というお芝居を観て来た。
休館日にオーディオトラムを貸し切っていて、観客の全てに近いほど日本人ってのが最初から何か残念で、
東京の社交を感じるにはありがたいが、プレスの力不足か、このケースに陥りやすいのはもったいないと思う。
さて、内容は、良くもなく悪くもないト
良いと言えば、モダン和太鼓の場面はすばらしかったっ!
また、日本人のダンサーしか出せないような、あの表情の魅力も良かった。例えば、映画ロビンソンの庭の主役女優のような愛らしさ。これには心躍った。
前半中、森の城と言うシーンは全くそのままいらないと思う。
映像で何を生かせたいのか解らず、あの様な振り付けを東洋人がすると、なかなかのダンサー以外、悲しい気持ちになる。加え最後の舞踏風な捌けも 全くもっていらない。
逆に、パソコンを持ってザ 東京を演出しているシーンはとっても良かった。
中心の夏木マリさんはもちろん衣装もばっちりお似合いで、かっこいいのですが
後味が全く残らないのは、何事かしら。
とにかく開演中ずっと小人役のまめさんを目で沢山追ってしまい、今回の芝居より半年前に観た
まめさん出演の庭劇団ペニノ『地獄谷温泉 無明ノ宿』の味がよみがえってしまい
後引く感動に浸ってしまっていた。ye