ものごとの本質を捉えて、それ以上にもそれ以下にも表現しないという信念のようなものを、心に響く表現に出会うたびに感じます。本当に大事なことは、重かったり大きすぎたりする言葉を使わずとも、しごく平易な言葉だけで、十分にきっちりと伝わります。どんなに難解といわれる哲学書や、科学の本、ある種の専門書でも、結局この話は何の話?と聞いて、一分で説明できるようでなければ、書いている本人が何を書いているかよく分かっていない場合が多いと思います。本質をきっちり捉えたならば、それ以上にもそれ以下にも書く必要がないし、書けないものだと思うのです。メコノから何かを発信するとき、このことは常に心に留めておきたいと思っています。
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